神戸サウナ&スパ
- sendai1st69
- 5月30日
- 読了時間: 3分

いつ:大学3年生 伊丹インターンの土日(気に入りすぎて3週間で2回行った)
最寄:神戸三宮駅
サウナ:ドライ110℃、フィンランド90℃、塩75℃、ハマーム48℃
アウフグース:メインは30分に1回、フィンランドはセルフ可
水風呂:露天11.7℃(阪神大震災の日)、ジャグジー23℃
休憩:いす14、ベンチ2
アメニティ:あかすり、軽石、歯ブラシ・歯磨き粉チューブ、化粧水、爪切り、ワックス
その他風呂:天然温泉
飯:あり
宿泊:カプセル、リクライニング
評価
サウナ:SSS
風呂:A
コスパ:SSS
「原点にして頂点」という言葉を、私はよく使う。何かのきっかけとなった最初のものに関して、それと類似したものをいくら体験しても、結局は最初のものに帰ってきてしまうという言葉である。私の中では、これに当てはまるものとして、「S&Bの七味唐辛子」や「CR戦記絶唱シンフォギア初代」、「モーニング娘。初代メンバー(安倍、飯田、中澤、石黒、福田)」、「モンスターエナジーの黒」などがあるが、今回の施設は「今まで大学の周辺や地元しか行ってなかった自分が、初めて知らない土地に行ってまでわざわざサウナに入り、すごい施設を体験した」という点で「サウナ・スパ記録」をどんどん増やしていこうと思い始めた「原点」であり、2025年現在に約150店舗まわった私が今でも「頂点」と信じてやまない、そんな場所である。
神戸三宮駅から少し歩いた場所にある当施設に入ってみると、驚きの連続だった。まずは洗体所。とてつもなく座りやすい(ケツがぴったりフィットする)風呂いす、髭剃り用の小さい鏡、洗顔フォーム、そして歯磨き粉チューブが各ブースすべて配分されており、さらには豊富すぎるシャンプーバイキングまで設置されており、ホスピタリティの良さを実感した。
次にサウナ。まずメインサウナは温度設定が高めな上、アウフグースイベントが30分に1回という豪華仕様。さらには入り口に氷も設置してあるため、口に含んで長時間耐えることも可能になっている。次にフィンランドサウナ。露天スペースの一角にあるコテージとなっており、常に高いレベルのセルフロウリュを体験できる。続いて塩サウナ。程よい温度で塩がじっくり溶け、腹の脂肪も一緒に溶けていくかもしれない体験ができた。
最後にハマーム。トルコ式岩盤浴だが、絶妙にぬるくて気持ちいい。寝転ぶことが可能なためその体制を保持していたら、気づけば30分経っていた。寝落ちしていたのである。本来サウナに30分いることは自殺行為に等しい。実際、いつしかのスカイスパで、アウフグースイベントの前後35分入り続けていたオッサンが脱水・意識不明・不整脈で救急搬送された現場に遭遇しているため本当に危険な行為であることは重々承知している。しかし気持ちよすぎたのだ。日々の疲れがその30分ですべて吹っ飛んだ気がして、体重も心なしか軽くなった気さえした。
水風呂のメインは露天スペースにある11.7℃。阪神大震災の苦しみを忘れないというコンセプトの設定温度だが、シャキッと冷たくて気持ちいい。また、中にあるジャグジー水風呂はぬるく設定しているためいつまでも浸かることができ時間を忘れてしまう。
こんな施設はめったにない。まったくないというわけではなく、ちょくちょく素晴らしすぎる施設に出会うのだが、ここは別格の中の別格。ただし自分は関西に縁がない。今度兵庫に行くとしたらおそらく宝塚記念になると思うが、その時は必ず立ち寄りたい。それか、神戸サウナを旅のメインにするのもいいかもしれない。それだけ、思い入れのある場所だった。
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