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湯乃泉 草加健康センター

  • 執筆者の写真: sendai1st69
    sendai1st69
  • 6月16日
  • 読了時間: 3分

ラッコが目印の老舗で、関東サウナ界の大御所
ラッコが目印の老舗で、関東サウナ界の大御所

いつ:大学4年生冬休み 私立恵比寿中学冬の大学芸会後(2021)


最寄:草加駅


サウナ:ドライ100℃


アウフグース:イベント、セルフ


水風呂:露天15℃、20℃


休憩:いす30、ベンチ5、デッキチェア3


アメニティ:あかすり、軽石、タオル、ワックス、化粧水


その他風呂:薬湯


飯:あり


宿泊:リクライニング


評価

サウナ:SS

風呂:S

コスパ:SSS


 関東サウナ界の大御所ともいえる施設に行った。その日は東京ガーデンシアターで私立恵比寿中学のライブに参戦した後で、余韻に浸りつつ泊まってサウナ浴もできる場所を探していた。

 草加駅から剣道の防具袋を引っ張って歩くこと30分、ようやく見えたのは2匹のラッコのいる年季の入った施設。どこからどう見ても「健康ランド」な見た目に私は安心すると同時に胸の高鳴りを感じた。

 脱衣所、洗体所、バイブラなどは普通のものだが、サウナが一味違った、デフォルトで100℃を超えるのに、アウフグースイベントでは体感温度が130はあるんじゃないかというくらいに熱い。しかもタオルで扇ぐというわけではなく、巨大うちわで扇ぐというものでもなく、マキタのブロワーで風を送るのだから暴力的に熱い、下の段でも相当熱いのだから、最上段に座っている猛者は何者なのだろうか。またスタッフは地元住民と雑談してから扇ぎ始めるため前置きの分で体力を持っていかれる。あれは戦略なのだろうか。

 水風呂は外にあった。初来店の際は12月だったためクソ寒かった。わざわざご丁寧に外に水風呂を設置した湯乃泉グループを恨んだ。そのあとの外気浴は確かに気持ちよかったが、同時に冬の厳しい寒さも実感した。しかし、その体験はとある浴槽で覆されることになる。

 露天スペースから中に入り目に飛び込んできたものは、「漢方薬湯」である。まるで泥水かというようなドロドロに茶色く濁った湯に入った瞬間、全身がピリピリと痛み始めた。こんなに成分が濃い薬湯に入ったのは初めてだった。浴槽から上る蒸気で顔も痛くなるし、体温上昇も激しかったため逃げるように寒空の下で外気浴することにした。しかし、いくら時間がたっても湯冷めしない。それどころか、どんどん体温が上がっていくのである。これには恐れ入った。

 そのノリで浴場から出た後、真っ先に自販機でビールを購入し飲み干したが、めちゃくちゃうまかった。幸い、湯乃泉グループでは各人事1つ、指定のリクライニングチェアが割り当てられているため、場所取りの所要もなしにそのまま自分の席で倒れた。気づけば朝で、目覚めもすこぶるよかった。

 ここをサウナオブザイヤーと言わずして何になる。ということで、2021年度サウナオブザイヤーは草加健康センターで決定だ。


 ちなみに、サウナオブザイヤーに指定した2年後、ここに頻繁に通ったため例外として殿堂入りも果たしている。

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プロフィール

​生年:1998年

出身:宮城県

現住所:群馬県

職業:非公開

最終学歴:大卒

趣味:温浴施設めぐり、公営競技、筋トレ、大食い

特技:剣道(五段)、書道(師範)

卒論テーマ:中東グローバル・テロリズム

​ホームサウナ:毎日サウナ(群馬県前橋市)

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