御湯神指しベストパワーランド
- sendai1st69
- 6月24日
- 読了時間: 3分

いつ:社会人1年目 高良山登山走の翌日(2022)
最寄:諫早駅(とは言ってもクソ遠いが)
サウナ:韓国式130℃
アウフグース:そういった概念なんぞないわ
水風呂:20℃(クソぬるい。シャワーの水のほうが冷たい。)
休憩:すのこの上にバスタオルを敷いて寝るスタイル
アメニティ:タオル
その他風呂:ラジウム風呂
飯:あり
宿泊:大広間で一応できるらしい
評価
サウナ:SSS
風呂:C
コスパ:B
学校行事で登山走があり、そのためのトレーニングや減量、試走で2ヶ月ほどストレスが溜まっていた。とある日曜日にあった私立恵比寿中学のライブですら、急遽決まった早朝からの試走のせいで途中退出したほどである。
これが終わった次の日から3連休だったため,私は近くにいた同期数人に声をかけ、ずっと行きたかった長崎のサウナに行き、思案橋で豪遊する計画を立てていた。
早朝に久留米駅を出発し、佐賀を通り越して到着したのは諫早。そこからバスを乗り継いで最寄りのバス停まで行ったが、そこには山。山登りをした次の日に山登りをしなければいけないという状況で我々は汗だくになりながら歩いていたら、中腹に目当ての施設が出てきた。その名は「御湯神指しベストパワーランド」。

よくYouTubeでみていた焚火のようなサウナだけかと思いきや、プラス1000円でよもぎ蒸しがあるとのことでせっかくだからとそれも体験することにした。
そのよもぎ蒸しは、ケツ穴の部分だけくり抜いたいすに座り、いすの下からよもぎを焚いてその蒸気を味わうのだが、首の下から足下までを密閉するポンチョを着ることで外部に一切の蒸気を逃さないというものだった。この状態で40分じっとしてるもので、最初は談笑していたが徐々にキツくなっていって最後の10分は無言だった。しかし終了後ポンチョを脱いだらとんでもない量の汗をかき、同期のI君に関しては切れ痔が治るという奇跡を体験した。ちなみにオバチャンがポンチョを脱がせてくるときに「いっぱい(汗)でたわね〜」と言ってきてちょっとエロかった。

次にメインに入った。体を洗っていざ入ろうとすると、オバチャンから麻袋を被せられた。側からみたら人身売買である。

そのままサウナ室内に突っ込まれたらそこはピザ窯だった。中央に焚火があり炎がゴウゴウと燃えている。その周りにうつ伏せにさせられて10分閉じ込められる。麻袋からはみ出る爪先が終始熱いため10分ずっと格闘する中で出る運動エネルギーと炎の熾火により身体が灼熱となり、出た後に水風呂に入るとその絶妙なぬるさで脳がバグるが、バスタオルを敷いて専用のスノコに寝るとそれはそれは気持ちいい。3セットこなしたが3セットとも爆睡だった。なお、水分補給とともに備え付けの梅干しを頂くのがミソ。

店を出た後我々は予定通り長崎市街に向かい、思案橋で豪遊した。本場の長崎ちゃんぽんと皿うどんはめちゃくちゃ甘かった。よく「このステーキ、肉汁があまーい」とか「トマトがみずみずしくてあまーい」というのではなく、純粋に砂糖をいっぱい使ってて甘いのだ。正直好きになれなかった。その後我々は馬刺しを食べに行き、よもぎ蒸しで切れ痔を治したI君が疲れにより泥酔し始め、4人で土地勘がなく知らない思案橋一帯を彷徨ってホテルに到着した。
思い出、衝撃ともにこれまでのサウナ体験でトップクラスの評価であり、文句なしのサウナオブザイヤー。
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