ガーデンサウナ蒲田（カプセルイン蒲田）

駅近であるにもかかわらず広々とした浴室

いつ：社会人２年目　ロングサイクリング３日目（２０２３）

最寄：蒲田駅

サウナ：ドライ９５℃、ドライ８０℃

アウフグース：イベント、セルフ

水風呂：２２℃、３０℃

休憩：いす６、ベンチ１、デッキチェア３

アメニティ：あかすり、タオル、歯ブラシ

その他風呂：特になし

飯：あり

宿泊：カプセル、プライベートキャビン、リクライニング

評価

サウナ：A

風呂：B

コスパ：S

　前回の投稿では大宮→赤羽まで、そして２日目は赤羽→上大岡までサイクリングした。上大岡と言えば近くに「みうら湯」があるためそこに行こうかと思ったが、宿泊をしたかったため上大岡駅の駐輪場にロードバイクをとめて電車で横浜駅に向かい、おなじみのスカイスパで素晴らしい眠りについた。

　３日目、上大岡から茅ヶ崎まで向かった。大学時代から、どうしても湘南海岸をロードバイクかオートバイで颯爽と駆け抜けたいという願望があったため、今回ロングサイクリングを敢行したのだった。途中、藤沢駅前でタイヤがパンクしたものの、何とか修理して無事茅ヶ崎サザンＣまでたどり着き、念願の湘南海岸ライドを砂まみれになりながら満喫した。ちゃっかり江の島にも行った。

　しかし、サイクリングは帰りが憂鬱なのである。日程的には余裕あったが、茅ヶ崎から大宮までものすごく遠いのはわかっている。以前、大宮からＺＯＺＯマリンまでロードバイクで野球観戦をしに行ったことがあったが、その時も帰り道がつらかった記憶があった。そのため、そのつらい思いを極力避けるためにより大宮に近づこうと必死に漕いだ。

　大学4年生の時に徒歩で横須賀から靖国神社まで移動したことがあったが、その時とまるっきり同じルートを進んでいることに気づいた。そしてこのままいけば蒲田まで行けるということまで気づいた。２日間で大宮から上大岡までしか進んでいないのだから、蒲田まで行けば相当な心理的アドバンテージが得られるはずと思い、やる気が出てきた。

　そしてたどり着いたのが蒲田駅で、宿泊場所も自動的にカプセルイン蒲田に決定した。

　館内は外観とからは思いもよらないほど広々としており、広い洗体スペースから大浴場、大きい２つのサウナや水風呂まで完備していた。イメージ的には新橋のアスティルに似ていた。

　サウナは８０℃のほうがちょうどいい熱さで快適に過ごせ、もう片方の９０℃サウナはセルフロウリュやアウフグースイベントが定期的に実施されるため満足だった。また水風呂に関しては２２℃とぬるい部類のため心ゆくまで長く浸かることができる。そして３０℃の人肌水風呂まであるため、椅子に座る前にディープリラックスが訪れそうだった。

　特筆すべきは休憩スペース。基本の椅子もあるが、ここにはなんと私が大好きな、絶滅危惧種のプラスチック製デッキチェアが３台もあり、しかもその１つ１つの後ろに巨大扇風機があるではないか。外気浴をしなくても終始心地よい風が全身を包み込むため、気づいたら私は深い宇宙の中にいた。

　宿泊はせっかくなのでカプセルを予約した。一般的なコトブキ製カプセルで、安定の心地よさを提供してくれた。翌日には疲れなど全く残っていなかった。

　最終日、大宮に帰るための準備は整った。