オアシスサウナ アスティル
- sendai1st69
- 5月31日
- 読了時間: 2分

いつ:大学3年生夏休み直前 門限破りをしてしまいそうになった日(2020)
最寄:新橋駅
サウナ:ドライ80℃、スチーム50℃
アウフグース:不定期イベント、オート
水風呂:滝17℃
休憩:いす2、ベンチ6、テルマーベッド2
アメニティ:あかすり、軽石、シャンプーバイキング、歯ブラシ歯磨き粉練りこみ
その他風呂:とくになし
飯:あり(冷麺がうまい)
宿泊:リクライニング
評価
サウナ:A
風呂:A
コスパ:A
「新橋事変」という単語を聞いたことがあるだろうか。おそらくないはずだ。それもそのはず、私と当時同じ部屋に住んでいた者の間での造語だからだ。
夏休み直前、私は高校の同級生であり、大学の元同期と新橋の激安居酒屋で飲んでいた。その後、本来はあまりよろしくないが酒が若干残った状態でアスティルに入った。
「オアシス」とついてるように、サウナの質は高く水風呂もキンキンに冷たく全身水浸しにできるのでとても気持ちよかった。本当に体が軽くなった気がして、帰路についた。
しかしここからが地獄だった。当時はコロナ全盛期で、大学側は横須賀から出てはいけないというやりすぎな規制をしていた。外出するだけでリスクあるはずなのに、横須賀は行っていいというルールで、学生からの不満は爆発していた。そんな中私は横浜・川崎をも越えて新橋にいたのである。
山手線に乗っていたら、ついうとうとしてしまった。幸運にも30秒ほどで目が覚めたが、その30秒の間に本来降りるはずの駅を通過してしまったのだ。この時は冷や汗ダラダラえ、今までの人生で一番頭の回転を高速にした瞬間だった。
90分後、何とか寮に戻った。タクシー予約や同部屋の力を借りて、点呼30秒前に帰ったのである。この時部屋長にこっぴどく怒られるかと思ったが、なぜか終始ニヤニヤして最終的には爆笑された。しかしいろいろな人に迷惑をかけたので、しっかりと謝った。
ちなみに、この地獄が始まる少し前、アスティルのサウナでアウフグースイベントをやっていた店長がこんなことを言っていた。
「サウナの熱でコロナウイルスは死にます。皆さんこんな時だからこそサウナに行きましょう」
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